Ram Navami と『ラーマーヤナ』展@大英博物館

 今日、04/14 はラーマの誕生日。
 ヒンドゥー暦ではチャイトラ月前半の10日。


 ラーマの誕生日についての本文中での言及は
第一巻『蒼の皇子』上、第一部「幼年期の終り」4章、089pp.。
ラーマ16歳の誕生日に立太子宣言をすると
ダシャラタがカウサリヤーに告げるシーン。


 大英博物館には
17世紀に作られた挿絵入りの『ラーマーヤナ』原稿
が保管されていて、
今年 05/18 から 09/14 まで
百枚以上ある挿絵が初めて全部公開される。


 この展覧会はこの挿絵を中心に、
古来から現代にいたるまで、
様々な地域で様々な形で
語り直されてきていることを後づけるものの由。
ダンスや演劇、ワヤンなども含むものらしい。


 この展覧会を記念して、
ニール・ゲイマンがインタヴューに応じ、
これをポドキャストで聞くことができる。
上記サイトのゲイマンの顔写真脇にリンクがある。


 実はアショーカも大英博物館から招待されていて、
09/01 に講演をすることになっている。
この講演か、あるいはその時にインタヴューが行なわれて、
ポドキャスト放送がされるかもしれない。


 ゲイマンがインタヴューされたのは、
数年前、かれがドリームワークスから
ラーマーヤナ』アニメ化の脚本を依頼されたことによる。
この企画自体は棚上げになってしまっているようだ。
アショーカに言わせると、
ゲイマンは『ラーマーヤナ』のなんたるかを完全に誤解している
ことになるが、
かれの脚本ならば、見てみたいものではある。