Mahayoddha Rama

 予告篇にもあるように、このインド・アニメのタイトルは


MAHAYODDHA RAMA


 "maha" は「偉大な」、
"yoddha" はそれだけで「ぬきんでた戦士」を意味する。
ちなみに『スターウォーズ』に出てくるヨーダはここから借りている。


 したがってこのタイトルは直訳すれば


不世出の戦士ラーマ


となろうか。


 脚本は他ならぬわれらがアショーカ。
本人のではない、
ヴァールミーキの「原典版」『ラーマーヤナ』のアニメ化だ。


 予告篇のシーンは『ラーマーヤナ』の物語のおおもとの始め、
千年の苦行を行っていたラーヴァナの前に、
梵天が現れ、その苦行を認めて、望みをかなえるところである。


 だいたいの台詞はこうだ。


梵天:羅刹よ、おまえの千年間の苦行を認めよう。
 眼を開けよ、望みを申せ。
 羅刹よ、眼を開け、望みを言うのだ。


ラーヴァナ:すべてだ。
 梵天よ、おれが望むのはすべてだ。(哄笑)