2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

パラシュラーマ

やはりどうもおちつかない。おちつかないのは春のせいばかりではないことはわかっているが、直接の原因に対しては今のところ、自分ではどうしようもない。とにかくできる範囲、つまりは第3巻の翻訳を粛々と続ける以外にない。こういう時は右往左往するのが…

見せる文章

やはりアショーカの『ラーマーヤナ』は朝一番にやると調子が良い。まだ、しかし本当にエンジンがかからない。手探り状態。もう一つの仕事を早く終らせたいが、こいつがまた面倒。 ペンはペリカン・ペリカーノ。インクはペリカンのコバルト・ブルー。このペリ…

台詞の文体

第3巻『樹海の妖魔』(仮題)翻訳作業。ここのところ雑用や他の仕事に時間をとられて、腰を据えてできたのは久しぶり。嬉しい。この翻訳はとにかくやっていて楽しく、いつもやりたくてしかたがない。 やっていて楽しいといっても作業そのものが楽なわけでは…

あらためて出発

『ラーマーヤナ』の名前は知っていたが、自分がその新しい版、いわば「新世紀版」を日本語に訳すことになろうとは夢にも思わなかった。 この「新世紀版」は約二千年にわたってインドの人びとの間に生きつづけている壮大な叙事詩を、現代のわれわれにふさわし…